映画『紙の月』舞台挨拶[宮沢りえ・池松壮亮・吉田大八監督]
- 201411.04
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みなさんこんばんは!
本日は、先ほど大阪ステーションシティシネマにて行われました映画『紙の月』舞台挨拶の様子をお伝えします☆
まずは簡単なあらすじから。
『紙の月』は直木賞作家・角田光代さんのベストセラー作品。
バブル崩壊後の1994年。夫と2人暮らしの主婦・梅澤梨花は顧客・上司からも信頼を置かれている銀行の契約社員。
何一つ不自由のない生活を送っていたが、自分への関心が薄い夫との間には空虚感が漂いはじめていた。
そんなある日、梨花は年下の大学生・光太と出会い、一緒に過ごすうちにふと顧客の預金に手をつけてしまう。
最初はたった1万円だったが、その日から梨花の金銭感覚と日常が少しずつ歪み始める…。
見るものの感情をゆさぶる衝撃のヒューマンサスペンスです!
ではご紹介しましょう!主人公・梅澤梨花役の宮沢りえさん、平林光太役の池松壮亮さん、吉田大八監督の豪華な3ショットです!
皆さんご存じかもしれませんが、『紙の月』は東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞の2冠を獲得した一本なのです!
7年ぶりの映画出演であったにもかかわらず、最優秀女優賞に輝いた宮沢さんは今回の梅澤梨花役について、
「とても難しい役でしたが、吉田監督が粘り強く撮影していただいたおかげで自分でも思いがけない表情で演技ができました。」
とお話しされていました☆
宮沢さんと池松さんは初の共演という事で、お互いの印象についてこんな事を話していらっしゃいました。
「初の共演でとても緊張するかと思ったが、優しい人柄に助けられました。」(池松さん)
「お芝居という嘘の空間を本当で埋めてくれる素晴らしい俳優。またぜひ共演したいです。」(宮沢さん)
また、クランクインは何と神戸だったという事で、神戸の印象について聞かれると、
「東京では手に入らない風景をたくさん撮る事ができて本当に良かったです。」(吉田監督)
「海や山、古い建物があってとてもキレイな街。道中でもたくさん写真を撮りました!」(宮沢さん)
「語ることができるほどではありませんが…これから好きになっていきたいです。」(池松さん)
とお話しされていました(*^^)v
映画化する上で工夫した事について聞かれると、吉田監督は
「宮沢さんという主役を得たことで、梅澤梨花というヒロインにプレッシャーが集中する作りにできた。
それぞれの土地の女性にどんな受け入れられ方をするのかが楽しみです。」
と話されていました☆
そして最後にこんなメッセージをいただきましたよ!
「優しい歯ごたえの映画ではありませんが、楽しんで見ていただきたいです!」(吉田監督)
「東京国際映画祭でも賞をいただいた“持ってる”映画(笑)宮沢さん演じる梨花に思いをはせながら見てほしいです。」(池松さん)
「2時間という大切な時間をいただいたお返しを、スクリーン通してできればと思います。ぜひ楽しんで下さい!」(宮沢さん)
映画『紙の月』は11/15(土)より全国ロードショー。詳しくはこちらのページをご覧ください→http://www.kaminotsuki.jp/index.html
もちろん大阪ステーションシティシネマでも上映いたしますので、お見逃しなく!
以上、わーさんでした(^O^)/
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